新型車両101両
広島地区への227-0代に始まり、和歌山地区への227-1000代、七尾線への521-100代と各線区への集中投入により順次国鉄型の置き換えを進めてきたJR西日本。岡山地区と京都地区は飛び地のように新車導入が後回しになっていましたが、岡山地区への新車導入がこの度公式に発表されました。カラーリングなど詳細が不明のまま2年後の2023年度から投入で2両編成と3両編成の101両ということが判明したのみで、もう少し具体化した段階での発表でも…という感じでこのタイミングでのリリースに若干の疑問はあります。せっかく岡山公式のSNSアカウントもあるのだから、塗装案をアンケートでもすればいいのにと思ったりしますがどうでしょうか。
ここでは101両の内訳でも適当に予想してみることにします。まず岡山地区の車両の内訳が以下の通り。
213系:3連4本、2連8本 28両
117系:4連6本 24両
115系:4連12本、3連31本、2連8本 155両
(内、未更新の300代が3連6本 18両)
113系:4連13本 52両
105系:2連7本 14両
どう見ても足りないことは明らかなことは置いておいて、体質改善済みの213系と米子地区の寒冷地対策を考慮して115系を中心に残留すると仮定すると
廃車 117/115/113/105系:4連19本、3連6本、2連7本 計108両
残留 115系:4連12本、3連25本、2連8本 139両
新造 22X系:3連29本、2連7本 計101両
という感じになるでしょうか。広島地区で113/105系が早晩に追い出され115系が後の方まで残ったことを考慮した上で、車種削減を考えるとこんな予想に。いずれ全車置き換えることを前提に、順次廃車してしまう可能性もありますが2年先のことはなんとも…(それまでに減便による廃車の可能性もあるでしょう)。ひとまず今は新車のデザイン等の仕様が早く明らかになることを楽しみにしています。