希望抱きて維新叶うか
衆議院選が終わりかけの今にその時の自分がどう考えていたのかを記憶に留めておくためにも、ブログという形で残しておこうかと主に野党勢力への雑感などをば。
今回、やはり世間的にも個人としても話題となったのは民進分裂からの希望・立民への分断で間違いないでしょう。憲法改正の議論へ肯定的な希望と憲法固持の立民ということで上手く分かれたのかと思いながら見た、とある日の県内候補者アンケートの記事。 憲法改正(情勢を鑑みて9条について)の是非についての質問に、各政党別で候補者の回答を見ていたところ、希望の議員の中に可否両方の意見があるではないですか。肯定的な政党なはずなのにどういうことなのか、既にこの時点において不信感というものが出てきます。そして投票日に近づくにつれて代表の求心力低下に伴う、鞍替え議員の意趣変えの報道。
そんな議員の所属する政党・政党自体を誰が信頼出来たでしょうか。更に参議院の民進議員からは当選後の再合流の発言まで見られ、民進を分党したあの時はなんだったのかという流れに、このまま投票日になり一定の勢力を得てしまったらと考えただけで恐怖でした。
そして迎えた結果は政権与党が改選前の議席を少し減らしたものの、改憲発議が可能な3分の2を上回る情勢となりました。希望と立民に分かれたことが功を奏したのか(?)、以前の民進から両党合わせて大幅に議席数を伸ばす結果となりました。しかし選挙後すぐに希望と民進の合流を解消する動きもあり、これが果たして国民を利する動きであるかは疑問でしょう。公認を得て立候補するということは、その議員だけでなく政党を含めて託すということであり、議員に対する信用のみで成り立っているものではないでしょう。そんな裏切り行為を許してよいのかどうか、有権者は考えて次回の選挙への判断材料とされるべきではないでしょうか。
国会での方針を一にしていると希望と共闘を宣言した維新ですが、一部の競合した選挙区において割を食ってしまったのは残念としか言えません。
ワガママハイスペックOC
体験版はやったものの本編はやっておらず、気になるキャラがヒロイン化されるからとファンディスクのみを買う奇行に走るのはハピメア以来でした。姉キャラが好みな私にとっては二人もその属性があるということで期待値は割と高めだったように思います。
学生でありながら漫画原作を手掛ける作家である主人公の幸樹にはぐーたら妹の兎亜と幼馴染みの真尋、漫画担当で生徒会長のかおること副会長のアーシェに囲まれて生徒会役員として学校生活を送っています。本編では以上の四人がヒロインであったものを、FDではクラス委員長の夏恋と担当編集の千歳、担任の縁をヒロインに加えて話は展開します。FDらしく最初から個別進行を選択する形で話は進んでいきます。
続きを読む天色*アイルノーツ
エルフとか半獣半人のセリアンスロープなどの異世界な人が住んでる浮き島だけど、生活環境としては燃料が少し違うだけで実世界とそんなに変わらないライゼルグという島を舞台にした物語。実世界=下の世界で挫折した教師である主人公がそんな不思議な島で出会う、生徒との触れ合いを通じて成長する過程を描いています。
教師という職業を身近に感じるかどうかによって、話への感情移入の度合いが変わってくるのかなーとは思いました(私は一応免許は取ったので分かる側の人間のつもり) 下の世界で教師として挫折し一度は辞めることを考えた主人公である透が、恩師の誘いで浮き島であるライゼルグの女学院に赴任するところから話は始まります。先述の通り異世界住人みたいな人がたくさんいるようなところなので、独自の統治機構を形成しておりひとつの国家として扱われています。なので日本上空に存在していますが往来は自由ではありません。
教師としての自信を失っている透ですが、教師として普段は優しく生徒の悩みには真剣に向き合う姿勢に生徒が思いを寄せていくのは当然で。
続きを読むハピメア
この作品、本編にバッドエンドがあるということでチキンな私はセットを買っておきながらFDだけやるつもりだったんです。ただ結末を知ると当然そこに至るまでの過程を知りたくなるのは当然で…。いざ本編をやってみるとその世界観の濃さに魅了され、危うく喰われてしまいそうになるくらいのものでした。そして本編もやることでFDの内容に対する理解の深みが、より増したように感じました。
夢というのは一般的な認識として、いざ目覚めてしまうと内容は曖昧で思い出せないというのが一般的ではないでしょうか。正夢というのもありますけど、あれもそう解釈するように脳が思い込んでいるだけだというのが持論です。また正夢というものを除けば夢は“現実ではありえない”ものが展開されるイメージではないでしょうか。…もしもそんな夢が、もうひとつのありえた現実=不思議な国として現れたら人はどう向き合うのかが主軸となっているように感じました。
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